平成19年度

第2回登別市図書館協議会会議録


開催日時  平成20年3月12日(水)午後4時00分

会  場  登別市立図書館  3階会議室      

出席者  《委 員》 小鹿委員長、合田副委員長、松原委員、街道委員、

            須藤委員

      《図書館》 山田館長、永森主査、畑辺主事

閉  会   午後5時00分


1.情報提供

(1)登別市立図書館条例施行規則の改正について
  ◇小鹿会長

   ・それでは、議案に沿って説明してください。

  ◇山田館長

   ・    図書館開館時間の延長については、前回の協議会で、昨年1月から
 始めた試行状況の報告をさせていただいた。       

      その結果を受け、このたび規則改正し、今年の4月から正式に開館
 時間を延長することになった。

      資料には昨年1月から12月までの試行期間の利用状況を示している。
 その内訳は、18時から19時までは、1日当たりの利用人数が
 10.3人、貸出冊数が22冊と比較的利用度が高いが、19時を
 過ぎると、1日当たり3.3人・貸出冊数も4.3冊となっている。

     試行どおり毎週木曜日に午後7時30分まで開館するので、利用して
 いただきたい。

 ◇須藤委員
  ・(規則の中の)教育長の承認を得て開館時間を変更することができると
   いうこと
は、状況によってはもっと長く開館できるということか。

◇山田館長

・ これは以前からある規則で、 行事の開催などを想定した規則だと思う。

(2)祝日の開館について

◇小鹿会長
     他にないようなので、(2)の祝日の開館について説明願います。

◇山田館長
      図書館の休館日は毎週月曜日、年末年始及び国民の祝日と決まっている。
    一昨年から子ども読書週間の5月5日子どもの日を試行的に臨時開館
  して いる。これに加え、読書週間の11月3日文化の日も20年度から
  開館したい。

      これまで祝日を臨時に開館した場合は、代わりの休館日を設けていたが、
 そうせずに純粋に開館日を2日増やすということで20年度から実施したい。

      5月5日は子ども読書週間にふさわしい子どもが読書に親しめるような
 行事を行いたいと考えている。

      また、11月3日文化の日は、3年前から開催している図書館まつりを、
 できれば文化の日に固定して今後続けていきたいと考えている。

(3)その他

◇小鹿会長
      祝日開館について質問がないようなので、その他に入りたい。

◇山田館長
     前回の図書館協議会で、市立図書館のサービスプランについて、市民自治
 推進委員会に提案するとの情報提供をした。

     その後、市民自治推進委員会の第6部会で、図書館のあり方について議論し
 ていただいており、まもなく提言があるいう情報が入っている。その提言の
 内容を精査してから図書館サービスプランについて再度検討したい。

    長年利用者から要望をいただいていたが、平成20年度に図書館1階の
 男女トイレについて便器の洋式化工事を行う予定。7月の蔵書点検の時期に合
 わせて工事を始めたい。

     1階のコピー機は導入後6年経過しており、20年度の早い時期に更新する
 予定。
 
 ◇小鹿会長

 ・ 今、情報提供が3点あった。何かご質問は。
 ◇合田委員
     (市民自治推進委員会の)第6部会の提言が出てきても、次回の協議会開催
 は例年だと来年度の10月だと思うが、どういう手順で進めていくか知りたい。

 ◇山田館長

     前回お示ししたサービスプランは、提言されることを想定していなかった。
 提言をいただいた後、内容を精査しサービスプランに盛り込めるものがあれば
 盛り込んでいきたい。

     提言を受けてから教育委員会で検討することになるが、サービスプラン
 の内容によっては、本協議会に諮るか、市民自治推進委員会に提案か考
 えている。

 ◇合田委員
     大まかなスケジュールを教えてほしい。
 ◇山田館長
     まだ、提言を受けていない現状ではスケジュールは決まっていない。
 ◇合田委員
 ・ 提言書に載ってくると思うが、コピー料金の20円は変わらないのか。
 ◇山田館長
     平成10年に個人情報保護条例施行規則で、写しの交付費用を一枚
  20円と定めた時に合わせた。それまでは、B5が一枚20円で、B4が
  一枚40円だった。

◇合田委員
    コピー設置要求に10年、漸く設置されたと思ったら金額は20円、それから
  もう数年間ずっと同じ要求をしてきたが返事はいつも「庁内一律と総務で決
  まっている」の一点張り。
誰のために条例や規則があるのか。そういう視点
  を忘れないでいただきたい。変えようと思えば変えられるのではないか。
  20円のコピー代も図書館だけは10円にすることができないか考えていた
  だきたい。
 ◇街道委員
     コピー料金を10円にして採算がとれるのか。

◇合田委員
     20円でも採算はとれていないと思う。

◇街道委員
     アーニス内の情報センターのプリントサービスは10円。図書館もサービス
 向上でぜひ10円にしていただきたい。

◇山田館長
     提言の内容を確認したうえで検討したい。

◇合田委員
     全国的に公立図書館の本があちこちで被害をうけている。何万円もする図書
 が持っていかれたりしている。完全に泥棒です。

     恵庭市では様々な対策を講じて図書が半分近く戻ってきたと聞いている。
 初期のうちに手を打たないととんでもないことになる。対策を考えているのか。

◇山田館長
     不明本は、18年度で220冊、19年度で180冊となっている。
 率にして3%。これは市の図書館としては全道平均と比べてかなり低い数値。
 それと切り抜きやいたずら書きもほとんどない。

◇合田委員
     真剣に対策を立てておかなければとんでもないことになる。高価本を
 盗まれたらもう買えない。持って行く人は目的意識があって持っていく。

◇小鹿会長
 ・ どんな本が盗まれているのか。

◇山田館長
     一般図書や雑誌で特徴のあるなくなり方はしていないが、18年度は
 『東京人』という 雑誌、19年度は『サライ』という雑誌が目立った。

◇合田委員
     対策としては、確か東京の品川区で行っている貸出の履歴システム。
 ああいうこともやってみればいいのではないか。多少問題があるかも
 しれないが、初期のうちに対策をとらないと。

◇山田館長
     本の返却が遅れている方については、毎月リストアップして電話をかけたり
 はがきを出したりし、それでも返してくれない方には自宅を訪問している。

     図書館に盗難防止の監視カメラをつけたり職員を張り付けるというのは
 難しい。これはモラルに訴えるしかないのかなと思う。

◇合田委員
     紙に書いてそれなりのPRをするという方法も考えられるが、助長し盗難が
 増えることにもなるので難しい。本当に困った問題で何かいい考えはないか。

◇街道委員
     貸し出し履歴は個人名と書名がシステムに残っているのか。残ってないと聞
 いていたが。犯罪捜査で情報提供してくれと言われたら出すのか。

◇合田委員
 ・ 個人名は残らないのが本当だと思う。

◇街道委員
     登別市の図書館は、誰に何という本を貸し出したということの履歴がずっと
 残っているのか。

◇合田委員
 ・ 図書館の自由でそれはできないことになっているから残らないと思う。

◇山田館長
     図書が未返却の場合は、貸し出し情報を把握できるが、返却後は個人の
 貸し出し情報が分からなくなるようになっている。その図書が何回貸し出され
 たという情報は把握できる。

◇街道委員
     お店屋さんに行くと、ゲートのような盗難防止用の装置があるが、それを
 図書館に設置すると2千万という高額な予算が必要ということなのか。

◇山田館長
     そのくらいの費用がかかると聞いている。設置していても盗難を防げない
 図書館もあるらしい。

◇街道委員
     かつて学校図書館に関わっていたことがあり、本の盗難防止については
 「数少ない予算で買った本だから大切に使おう」という呼びかけをしたことが
 ある。

     世の中、人のものを盗んだらいけないというか、図書館だけではなくて、
 やはり、ちゃんとした人間を登別市として育てようという方向で考えたい。

     本を読む人たちが、人のものを盗むことと無縁な人たちが集まってくる
 ような、そういう呼びかけをしていくという方向で考えるべき公共施設なのだ
 なと思う。

◇合田委員
     アメリカはもっと過激で、持ってきた荷物は全部ロッカーに預けて、袋を
 一枚渡される。人を雇って荷物検査する。いずれ日本もそういう時代が来る
 と思う。

     そういうことも前提にして対策を考えたい。「本を盗むことは良くない
 ことだ」「本を持っていかないように」とか、気づかせることが知恵の出し
 どころ。良いキャッチフレーズを公募するのも一案。市民の意識も変わ
 るかもしれない。

◇街道委員
     アメリカは、学校に銃を持ってくるというそういう国。アメリカの方式を
 登別が見習うかどうかという問題がある。時間をかけても登別市らしい
 やり方を考えるべきでないか。

◇山田館長
     登別市にふさわしい方法を情報収集したいと思う。