■ 明日をひらく窓  5月17日発行


元気に学校に通っていますか!


 木々の若葉の緑が目にしみわたるさわやかな季節です。お子さんは、元気に学校に通っていますか?
4月当初は、学級や受け持ちの先生やお友達も変わり、少し緊張気味だったお子さんも新しい環境にも慣れ、楽しい学校生活を送っていることと思います。約50日が過ぎましたが、新しい生活に慣れるにしたがって、お子さんそれぞれに自己主張が多くなり、特に交友関係で心配されることが次々と出てきやすい時期です。
 毎日の生活の中で何かお気付きのことがありましたら、早めに受け持ちの先生に相談することが大切です。問題は、早期に発見し、迅速に対応してあげることが、お子さんが安心して生活できる第一歩となります。




心温まる話〜登別にもこのような心優しい子どももおります〜
   おばあちゃん!重いでしょう!

 
ある日、おばあちゃんが買い物の帰り、両手に重い荷物を持ち、家に帰るところでした。そこに通りかかった小学校六年生の女の子のグループの一人が声をかけてきました。
 「重そうですね」「持ってあげましょう」「大丈夫だよ」などとどこにでもある普通の会話。おばあちゃんは、その荷物を持ちながら家まで楽しくお話をかわして帰りました。おばあちゃんは途中大変楽しかったそうです。翌日、声を掛けてくれた女の子が、おばあちゃんの家の玄関にお便りを置いていきました。


◇女の子のお便り
 おばあちゃんコンニチワ。
きのうは久しぶりに自分のおばあちゃんと話した気分になり、とても楽しかった。それにしてもとても元気ですネ。あんなに遠い道のりを重い荷物を持ちながら歩くなんて、すごいです。ちょっと感心しました。けど、あんなに元気ということは、年もお若いのでは?また、いっしょに歩きましょう。

あなたならどうおもいますか?
 人からもらう幸せばかりでなく、人のためにできる幸せもあるのです。
 やさしい女の子の気持ちは、自分のおばあちゃんを通して、見ているのです。きっと毎日の生活の中で、心豊かなご両親にそだてられているのでしょう。おばあちゃんと女の子との交流は、今でも続いています。その後、卒業式にぜひ来てくださいとの案内もあったそうです。



●交通安全教室 急な飛び出し 無灯火運転!危険!〜

 
自転車の事故が増えています!乗り方を間違えれば、危険な乗り物になります。正しい乗り方と道路横断の仕方をしっかり教えましょう。



今年は子ども読書年
     〜新設 国立国際子ども図書館を記念して〜


 良い本に出合うことは、良い人に出会うことと同じです。
 記念すべき「国立国際子ども図書館」の新設に伴い今年を子ども読書年と定め、活字ばなれに一石を投じました。

月に一冊も読書しなかった児童生徒の割合
   小学生 17%  中学生 48%  高校生 67%
          (平成10年 読売新聞社調査全国小中高各500名)


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