明日をひらく窓 《平成14年 5月15日発行》


♪楽しい学校生活を送っていますか?

 入園、入学、進級と新しい環境のもとでスタートを切ったお子さんの生活も1ヶ月が経過しました。進級に伴って、せっかく仲良く過ごしてきた友達とも離れてしまい、心細く感じているお子さんもいることでしょう。
 また、当初希望に胸を膨らませて張り切っていたお子さんも、そろそろ疲れが出てくる頃と思います。この時期にこそ、お子さんの様子をよく観察し、気持ちの癒しに努めることが大切です。学校であったこと、新しい友達のこと、勉強のことなどよく話を聞いてあげてください。
 毎日の生活の中で、何かお気付きのことがありましたら、早目に受持ちの先生に相談することが大切です。問題を早期に発見し、手早く対応してあげることが、お子さんが安心して生活できる第一歩となります。




★危険! 地域の皆さんの一声を!

 登下校中で、停車中の車のかげからの「飛び出し」、車の通過した「直後の道路横断」など、安全確認を怠ったための事故が増えています。

2002年 交通安全標語より
  つうがくろ よこにひろがる いけない子
    道路の正しい横断の仕方を
    しっかり教えましょう!    



〜お知らせ〜 ぜひ『家庭教育学級』に参加を!

 市内の各幼稚園・各小学校には、「家庭教育学級」が開設されています。「家庭教育学級」は、親同士が家庭の教育に関する学習や取組みなどを一定期間にわたって、計画的・継続的・集団的に行っていく学習組織です。
 「家庭教育学級」から募集案内がありますので、視野を広げ、親同士が連帯協力し合う学習の場として、参加をお勧めいたします。
 
参加される方は、お子さんが通う幼稚園・小学校へお申し込みください。




★完全学校週5日制スタートしました!

   
子どもたちが休日を有意義に過ごすために〜

 完全学校週5日制は、子どもたちに、「生きる力」を育み、健やかな成長を促すことを目的に実施されるものです。これからは、子どもたちが、土・日曜日の休業日を利用して、家庭や地域社会の中で、生活体験や自然体験、社会体験、文化・スポーツ活動などの活動や体験を有意義に取り組むことになります。
 したがって、学校、家庭・地域社会は、一人一人の子どもに豊かな心を育み、たくましく生きる力を身につけさせる環境づくりに努めることが大切です。
               
《家庭では、どうすればいいの?》
 ●基本的な生活習慣など、人間形成の基礎を培う環境を作ること
   です。
   ・家族のだんらんや家族と共に行う活動を通して、親子関係の絆
    を強めることです。
   ・体験学習の大切さを理解し、子どもたちを積極的に体験学習の
    場へ送り出すことです。
   ・親自身も地域の一員として、地域活動やボランティア活動など
    に積極的に参加し、子どもたちと関わることです。

  《学校や地域社会では、どんな環境づくりをしてくれるの?》
    
●遊びや様々な体験の場や機会をつくるよう支援しています。

      ・学校を開放したり、文化・スポーツ活動、自然体験やボランティア活動など様々な活
      動の場や機会を提供してくれます。



★学校の教育活動は、どのように変わるの?

 
この4月から、ゆとりの中で子どもたちに豊かな人間性や「生きる力」を育てることをねらいとする教育活動が始まりました。「生きる力」ということについては、学力を単に学んだ知識の量だけでとらえるのでなく、子ども一人一人が学ぼうとする意欲や学び方をしっかり身につけることを重視しています。
 そのために、学習内容は、社会生活を営む上で必要とされる基礎的・基本的な内容に厳選されています。また、新しく取り入れた「総合的な学習」や学校生活全体に中で、自然・生活・社会体験、ボランティア活動など様々な体験活動を積極的に取り入れることによって、子どもが豊かな人間性や社会性を育むことが出来るように配慮されています。



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