明日をひらく窓 《平成14年10月 1日発行》
♪人と自然のふれあい拠点 『ふぉれすと鉱山』で自然と遊び学ぼう! 四方を山々に囲まれ、美しい渓流がそばを流れる登別市ネイチャーセンター『ふぉれすと鉱山』がオープンして、はや6ヶ月が過ぎました。今、この施設を中心として鉱山地区は、森や川、滝などの自然に溢れ、様々な自然体験活動を通して、人と自然とふれあいができる場として注目されています。 『ふぉれすと鉱山』は、80人まで宿泊することができます(食事は自炊・キャンプも可能)。ネイチャーホールでは、軽スポーツやコンサートなど、多目的に利用されています。 また、図書室・工作室・展示室などでは、見たり・触れたり・作ったりと、様々な体験学習が行われています。 オープン以来、小・中学校の自然観察授業や宿泊体験をはじめとして、町内会、子ども会、スポーツ団体など、市内外から多くの方々に利用され、施設の周辺では散策しながら、野鳥や草花などを観察し大自然を満喫している親子をよく見かけます。 ◎野外散策コースを歩いて見よう 『ふぉれすと鉱山』では、4種類の散策コース(川又温泉コース、三段の滝コース、不動の滝コース、来馬岳登山コース)が楽しめます。施設では、マウンテンバイク(1時間100円)や双眼鏡・デジタルカメラ(無料)などを借りることができます。 また、市民のみなさんが、自由に散策や体験活動ができるよう、オーダーメイドのプログラムづくりにも応じています。詳しくは、施設に問い合わせてください。 問い合わせ先:登別市ネイチャーセンター
★ 総合的な学習の時間 創意工夫を生かした学習活動の取り組み 今年4月から小・中学校で実施されている「総合的な学習の時間」は、一人ひとりの子どもに自ら学び、自ら考える力や学び方、ものの考え方などを身につけさせ、よりよく問題を解決する能力を育むことをねらいといています。 登別市の各小・中学校では、創意工夫を生かし、特色ある学習活動を展開し、多くの成果をあげています。
★中学生の海外派遣研修事業 次代を担う国際人として 〜国際交流を深めてきました〜 登別市中学生海外派遣団一行(9名)は、8月11日から9泊10日の日程でデンマークのリンゲ市、コペンハーゲン市や英国・ロンドンなど訪問し交流を深めてきました。 派遣団は、大きな期待と不安を抱きながらも積極的に交流し、諸外国の歴史と文化・生活に触れ多くのことを学んできました。 この貴重な体験を、今後の中学校生活に生かすとともに、広い視野をもって21世紀の国際社会に大きく羽ばたくことを期待しています。 ★第33回全国中学校サッカー大会 快挙!全国の強豪を相手に!緑陽中学校サッカー部、堂々の第3位 8月21日から奈良県橿原市で行われた全国中学校サッカー大会で、北海道第一代表の緑陽中学校は、1回戦・千葉県代表銚子第四中学校に2−0、2回戦・奈良県代表登美丘北中学校に2−1と連勝、準々決勝では、長崎県代表海星中学校に2−1で快勝し、北海道として初のベスト4に名乗りをあげました。 準決勝は、連戦の疲れからか残念ながら神奈川県代表桐陰学院中学校に6−1で惜しくも敗退してしまいました。 緑陽中学校は、2年連続の全国大会出場。第3位入賞は、北海道初の快挙となりました。おめでとうございました。 ★ニューヨークから親善大使〜新しいAETが着任〜 3年間の任期を終えて帰国したAET(英語指導助手)スティーブン・アスキューさんの後任に、アメリカ合衆国・ニューヨーク州からジョーダン・グリーン(Mr.Jordan Green)さんが着任しました。ジョーダンさんは、1979年5月17日生まれの23歳北カロライナ州出身。 昨年デラウエイ大学を卒業後、半年間日本での研修を終え、登別市には7月末に赴任しました。趣味は、ハイキング、旅行などです。 また、新聞に興味があり、半年間地元紙(ザ・マウンテン・タイムス社)へエッセイなどを投稿していました。 登別の第一印象は、自然が多く人々も親切で素晴らしいとのこと。日本のよさを理解し、早く生活様式に馴れ国際交流に貢献したいと熱く語っていました。 既に、9月から市内の各中学校で本場の英語の指導に当たっています。 ★近頃、子どもたちと話をしてますか? 子どもとふれあう時間をもっていますか?すべての大人にとって、子どもたちは、大切な未来を約束してくれます。 思い出してください。自分の子ども時代を。辛いとき、悲しいとき、悩んだときを。分かってもらいたかったことは何なのか。どのように励ましてもらいたかったのか。 あの日の自分がそこにいるはずです。子どものシグナルに気づき、受け止めてあげられる大人であるために、子どもたちとのふれあいの時間を大切にしてください。 子どもたちは、それを待っています。 ★広げよう!毎月第3日曜日は『道民家庭の日』です! 皆さんは、『道民家庭の日』ってご存知ですか? 家庭は、みんなが楽しく暮らし、安心して過ごす「憩いの場」であり、「学びの場」また、「明日への生きる力を生み出す場」でもあります。 しかし、今、家庭がそれぞれ忙しく、一緒に食事をしたり、行事に参加したり、ゆっくり話をしたりすることが少なくなってきていると言われています。 皆さんも、自分の家庭を振り返り、家庭や家族のあり方、近所の人たちとの付き合いのあり方などを考え、せめて月の1日だけでも家庭のぬくもりや、近所とのコミュニケーションを取り戻す機会にしませんか。 |