明日をひらく窓 《平成14年12月19日発行》


♪楽しい有意義な冬休みを送ろう!

 学期末をむかえ、いよいよ冬休みが始まります。有意義な休みとなるように、家族で十分話し合いながら楽しい計画を立ててはいかがでしょうか。

@ 地域活動に積極的な参加を
冬休みでなければできない自然体験や社会体験などをはじめ、色々な体験活動に積極的に参加させましょう。
A ゆとりのある中で規律ある生活を
冬休み中の計画を具体的に立てさせ、規律ある生活を送らせましょう。
家族の一員として役割を自覚させ、進んで家の仕事を分担させましょう。
温かい家庭の雰囲気の中で、家族との対話を深めましょう。
B 安全行動の意識づけを
年末年始の開放的な気分から見知らぬ人の誘いにのったり、交通事故などに遭わぬように気をつけさせましょう。


★危険! 冬の交通安全
 
 冬道は、危険がいっぱい!
 次のことを家庭でしっかり教えましょう!
   
○ 道路の横断は、車が完全に止まってから渡ること。

   ○ 道路でのスキーやそり遊びは、絶対にしないこと。



★土曜休業日が増えたことでお子さんの生活に変化がありましたが?

       アンケート調査では、次の回答でした(複数回答)(%)
変  化  の  様  子 小学生 中学生
・テレビを見たり、ゲームをしたりする時間が増えた 63.3 49.0
・友だちと遊ぶ時間が増えた 34.7 36.3
・家族とふれあう時間が増えた 29.2 22.5
・何もしていない時間が増えた 23.8 24.5
・趣味や興味に関する時間が増えた 17.9 21.6
・家庭での手伝いが増えた 14.1 7.5
・部活動やスポーツ少年団に参加する時間が増えた 11.6 35.4
・自宅で学習する時間が増えた 6.3 11.8
・地域や町内会の活動に参加する時間が増えた 4.7 1.4
・何も変化ない 14.5 19.0
・その他 2.5 2.3
※ 登別市教育委員会 平成14年11月調査
     小学生の親(2年・4年・6年) 1045名
      中学生の親(2年) 345名
回収率(小学生親77.2%、中学生の親63.7%)



★〜『校内職業体験発表会』の中から〜
  
西陵中(3年生)職業体験を実施「働くことの大変さや尊さ」を実感しました!

 今年度、西陵中学校(3年生)は、『総合的な学習の時間』の一環として、職業体験に取り組んでいます。
 3年生(89名)は、4月から職場訪問アンケートを取りながら体験場所を決定してきました。
 10月18日・19日の両日、病院・食堂・市役所・スーパー・美容院など自分たちで選択した30数種類の職業につ いて、身をもって学習してきました。
 11月21日、職業体験で学んできたことを全校生徒の前で発表しました。それぞれのグループからは、「働くことの大変さや尊さ」「地域の人とのふれあいの大切さ」「お客さんとの信頼関係」など肌で感じた多くのことを堂々と発表していました。
 能登友美さん(富士保育所訪問)は、「幼児と楽しく遊べましたが、泣いている子の面倒をみることが大変でした。」橋田翔くん(トヨタカローラ訪問)は、「自分の仕事に責任を持つということは、難しいものです。」と語っていました。
 この職業体験は、将来の進路決定を行う上で、きっと役に立つことでしょう。



★子どもたちの 一番の願いは 何だろう?

 子どもに『あなたの家庭に最も望むことは?』と聞いたところ、どの子どもも「家族が仲良く過ごすこと」でした。そんな当たり前のことを子どもたちが願わざる得ない現実を、親として真剣に受け止めたいものです。
 必要なモノだけをいくら与えても子どもは思うように育ちません。心安らぐ楽しい家庭は、家族が意識的に協力し合わなければなかなか得られないものです。
子どもために、そして家族のために、今一度家庭を見つめ直してみませんか。


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