多様な学習機会の充実


 生涯学習社会をつくる上で、市民の多様なニーズに対応した学習機会をいかに確保していくかということは極めて重要です。

 地域理解のための学習は、市民が自らの生活圏についての関心を高め、地域づくりの担い手を増加させることにつながります。
 したがって、市民の地域の生活・文化・歴史・自然等の現状や課題に関して理解を深めるための学習機会の充実に努める必要があります。

 市民が心身ともに健康な生活を送るためには、日常生活の中に個々の体力等に応じたスポーツ活動を取り入れて実践することが大切です。
 そのため、市民がいつでも手軽にスポーツを楽しみ、スポーツを通した交流ができるような環境を整えることが重要です。

 市民の誰もが優れた芸術を鑑賞し、自ら創作した作品を発表する機会が確保できるようにすることは、文化の振興という観点から大切なことです。また、市民が文化活動を通した交流の輪を広げるように支援することも必要です。
 また、種々の有形・無形の文化遺産の収集・保存・活用のシステムを確立し、それらが適切に次世代に継承されるように努めなければなりません。