生涯学習推進の条件整備


 市民が、円滑に生涯学習に取り組むようにするには、よりよい学習環境や推進体制の整備を図り、サービスの向上に努めることが重要です。

環境の整備
 既存施設の整備・充実を図るとともに、情報通信機能をもった、生涯学習を総合的に推進するための拠点整備が必要です。
 
 管内市町村との生涯学習関連情報の共有を図るとともに、民間教育機関や小・中学校等の情報の収集・データベース化に取り組み、市民に情報提供するシステムを構築することが必要です。
 
 施設・学習機会・講師等の生涯学習関連情報を収集・整理・発信する拠点を整備し、情報提供や学習相談体制を整備・充実することが求められます。
 
 市内及び近隣の小中学校・高等学校・大学等の教育機関や大学付属の研究施設等には、多種多様な指導者がおり、公的機関や民間企業にも専門的な知識や経験を有する人材が少なくありません。これらの指導者情報を収集・整理し、市民(学習者)や団体・サークルの学習活動のに役立てる必要があります。
 
 様々な学習機会の提供にあたっては、市民が、障害の有無にかかわらず参加できるような配慮をしなければなりません。また、夜間や休日に講座や講演を実施する等、勤労者への学習機会の確保にも配慮することが求められます。